ケビエンダイビング情報

①KAPLAMAN REEF
カプラマン村の沖合にあるスポットです。水深8mほどの浅瀬にエントリーして深場へ移動していくと、美しいハードコーラルの群生や大きなカイメン、ヤギ、ウミウチワなどが見られます。リーフフィッシュの群れのほか、サメやジャイアントグルーパーも姿を見せます。
②ECHUCA PATCH
ケビエンの港から約2kmのところに位置するポイントです。水深50mの砂地の海底からソーセージのような形をしたリーフが立ち上がっています。トップは水深15mで、ハードコーラルやウミウチワ、ヤギの仲間に覆われています。斜面はなだらかに落ち込み、水深25mのあたりにはクイーンズランドグルーパーが棲みついた漁船が沈んでいます。周辺ではバラクーダが渦を巻き、アジやトビエイ、イソマグロなどが見られます。
③BANGATANG ISLAND
ノースケープの西側、バンタガタン島の北側には広大なリーフが広がっています。水深200mから8mまで立ち上がったリーフで、ドロップオフや起伏に富んだ地形が楽しめます。サンゴの群生が見事で、ピンクや黄色のソフトコーラルに覆われた根も点在しています。
④DYUAL POINT
ニューアイルランドの南にあるデュアル島東側の岬にあるポイント。 ３つのコーラルタワーがドロップオフのエッジから直立し、水深18ｍほどの深みが浅瀬とタワーを隔てています。タワーにはエダサンゴとキャベジコーラルが群生し、その周りにソフトコーラルパッチが点在しています。タワーからはソフトコーラルとウミウチワに覆われたいくつかの岩棚があり多くの魚が泳ぎ回っています。ドロップオフにサメも回って来ますが、ここの見所はラグーンとタワーの周りの複雑な地形とそれを覆う色とりどりのサンゴと小魚のコンビネーションです。
⑤ALBATROSS PASS
ケビエンの南海岸、ビスマルクシーとつなかった水路にあるスポットです。水深8mから30mの砂地に向かって垂直に落ち込んだ地形で、壁にはブラックコーラルの群生が見られます。壁の端ではギンガメアジやバラクーダ、ツバメウオが群れ、グレイリーフシャークやハンマーヘッド、シルバーチップなど、さまざまなサメも姿を見せます。そのほかジャイアントグルーパーやマンタ、モブラ(ヒメイトマキエイ)の群れが見られることもあります。
⑥PETER’S 　PATCH
ステファン海峡の入口から南へ約1kmのところにあるスポットです。リーフのトップはさまざまなテーブルサンゴに覆われ、斜面にはウミウチワやヤギが群生しています。リッジ（馬の背状の地形）のところではさまざまなコーラルフィッシュやサメが見られ、カジキの目撃例もあります。
⑦BYRON STRAIT
NAUTILUS RIDGE
バイロン海峡の入口の東側にあるスポットです。リーフのトップは水深5mほどで、深度を下げると元気なソフトコーラルやウミウチワの群生や、たくさんの魚が見られます。
BYRON WALL
バイロン海峡の入口にあるスポットです。ブラックコーラルやカイメンが群生し、回遊魚の群れやハンマーヘッドなどのサメが姿を現します。ドロップオフの壁では、フチドリハナダイの仲間(Pseudanthias sp.)も見られます。
JUDY'S REEF
Byron　Wallの近くにある小さなリーフのスポットです。トップは水深5mほどで、周囲は水深30mまで落ち込んでいます。周囲はブラックコーラルやヤギに彩られており、大型のシルバーチップシャークがしばしば姿を見せます。またナイトダイビングでは、さまざまなウミウシやミノカサゴ、ウミヘビなどが見られます。
⑧PLANET CHANNEL
アネラウア島近くにあるチャネルで、広いエリアがダイビングスポットになっています。西側は急な斜面になっていて、色とりどりのソフトコーラルやウミウチワなどで覆われ、さまざまなリーフフィッシュが見られます。外洋側の出口には細長いリーフがあり、その西側はEagle Ray Passと呼ばれています。30尾以上のトビエイが中層にホバリングする姿が見られます。このリーフの中央部分では、トビエイやバラクーダの群れ、シマアジやハタタテダイ、巨大なクイーンズランドグルーパー、シルバーチップ、グレイリーフシャーク、ハンマーヘッド、タイガーシャークなどが見られます。
⑨MALACANTHUS PATCH
水深8～20mの砂地のスポットです。ウミウシやさまざまな貝など小さな生物が豊富で、オニダルマオコゼやさまざまなカサゴも見られます。根にはカラフルなソフトコーラルやウミウチワがついています。
⑩KATE
アネラウア島の近くにあるラグーンのスポットです。狭い水路の水深10mの海底に、旧日本軍の爆撃機が沈んでいます。