The Louisiade Archipelago Diving Information

ニューギニア島の東のミルンベイの200kmほどの沖に広がるパプアニューギニア最東端の島々です。東の果てのロッセル島とタグラ島の周辺にはミルンベイ南部から続く巨大なバリアリーフとフリンジングリーフが広がっています。ここは南のコーラルシーと北のソロモン海を二分するエリアで、南東の深海から湧き上がる海流が強いのと貿易風が強いため、時にはうねりが大変大きく、ダイビングの出来る時期は限られています。このエリアは下記のエリアに大きく分けられます。
1.ミルンベイ側からバシリスク島周辺とその南50kmにある巨大な隠れ根のウルマリーフ
2.モレスビー島の東のエンジニアグループとその東の環礁コンフリクトグループとその南のロングリーフ
3.2.からさらに50kmほど東のミシマ島とその南のカルバドスチェーンとそれを取り囲む環礁
4.3.の南東50kmほどのタグラ島とその周辺のタワタワマルリーフ
5.さらに4.の東50kmほどのところにあるロッセル島とロッセルラグーン
当然クルーズでしかアクセスできないため、まだほとんど潜られていない無垢のエリアです。ルイシェード諸島には裾礁(きしょう)fringing reef、堡礁(ほしょう)barrier reef、環礁(かんしょう)atoll、台礁(だいしょう)platform reef、卓礁(たくしょう)が複雑に散らばっており、多くのポイントがまだ手付かずで眠っています。
まさに海中のラストフロンティアと呼ぶにふさわしいエリアで、今後のポイント開発が大いに期待されます。

主なポイント

■バシリスク島周囲と南部
ミルンベイの通常のクルーズで行く最東端のエリアです。
①Waterman Ridge ドロップオフには信じられないほどの魚が泳ぎ、まさにフィッシュスープ状態の景観です。浅瀬には1.5mクラスの巨大なシャコ貝も生息。
②President Grand,Uluma reef  戦時の大砲が未だに確認できる巨大な沈船。
③Southwest Point,Uluma reef 完全な外洋にあるウルマ島の周囲のリーフです。シルバーチップ、ハンマーヘッド、グレイリーフなどサメが豊富に回遊しています。
■ミシマ島
島の周囲はどこも深海へと続く、垂直に近い急なドロップオフに囲まれています。
④Skull Cave 頭蓋骨のあるトンネル。
⑤Zero Fighter ゼロ戦が完璧な状態で沈んでいます。
⑥Renard Island 巨大なシーファンが繁茂。巨大なソフトコーラルにシャコ貝が生息。
⑦North Pass ゴーゴニアン、ソフトコーラル、ムチヤギに被われたウォールがあり、パッセージにロウニンアジ、イソマグロ、スパニッシュマクラル、グレイリーフシャークが現れる。
■タグラ島(島バナチナイ島)周辺
島の周囲のほぼすべてが巨大なバリアリーフに取り囲まれています。
この島の東端がポートモレスビーからほぼ切れ目なく1000kmも続くニュギニアバリアリーフの終着点となっています。
この島のバリアリーフの北西部分には川のように蛇行するチャネルが2つあり、ポイント開発への期待は高いです。
⑧Chasm reef 1ダイブで一周できる、ソフトコーラルとシーファンに被われたリーフ。
⑨Snake Passage ヘビのように蛇行したパッセージ。ドロップオフのスポンジやシーファンの周囲にサメや巨大なハタが現れます。
■ロッセル島周辺
島の周囲には裾礁(fringing reef)が取り囲み、南東側の沖はPNGバリアリーフの東端となっています。
⑩Fish City 回遊魚の宝庫。イソマグロ、スパニッシュマクラル、ツムブリ、ニザダイ、バラクーダなどの群れと水面には良くマンタやモブラが現れます。

ルイシェード諸島サイトマップ

AREA MAP

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